白久の家

傾斜地に建つこの家は、その斜面を利用した平屋
この広い中庭(デッキ)は、ダイニングと和室を繋ぐ
漆喰と無垢板の階段を上るとロフトにある書斎スペースへ
ゲストルームは琉球畳を使用した和室、川のせせらぎと鳥のさえずりが聞こえてくる
渓流の木々を眺めたり、ロッキングチェアに座り、読書や音楽鑑賞を楽しむ
大きな石を渡り別の部屋へ行く、ちょっとした遊び心のある空間
トイレのある洗面脱衣所で、変形スペースを利用し、洗面台を設置している
タイガーウッドのIHカウンター・ダイニングテーブルの先には、同じ素材のテーブルがあり、大人数でも対応可能
キッチンからリビングのFIX窓を通して借景を楽しむ
奥の大きな木は、オニグルミ。このオニグルミの実を置いておくと、早朝に野生のリスがデッキに遊びに来る
リビングより丸太のカウンター越しにダイニングキッチンを眺める
木製ルーバーと漆黒の丸太を抜けると木製の玄関ドアへ

白久の家

美しい清流のほとりに建つ別荘である。配置は東に母屋、西に客間にあたる離れ、そしてその中間に中庭である。線としての軸組、面としてのログ壁、塊としての白い箱。 これらが造り出す空間を重ねたり、ずらすことによって多様なシーンを造ることを設計の主眼に置いた。まず、ログ壁がこの建築の中心である中庭を形成している。 この中庭空間と母屋の軸組が重なる部分がダイニングキッチンである。
またこれと離れの軸組が重なる部分が縁側である。 ダイニングキッチンおよび縁側は開口部を開け放つことにより、軸組から解放され中庭空間へと吸収される。玄関はログ壁と白い箱のあいだの空隙である。 更にこの空隙に軸組の柱が立つことによって、 三つの要素が互いにぶつからず均衡を保つ緊張感のある空間を造り出だしている。
玄関からリビングへ入るとログ壁を背に清流へと流れ落ちようとする空間が広がる。 この川への流れは軸組で柔らかく堰き止められている。

建物名
白久の家
施工
ジブログデザイン株式会社
設計
ジブログデザイン株式会社
面積
建築面積
延床面積
デッキ面積
103.23㎡
96.43㎡
32.00㎡
設備
冷房/エアコン(ナショナル)
暖房/床暖房(富士環境システム)、薪ストーブ(SCAN)
給湯/エコキュート(ナショナル)
キッチン/オーダーキッチン、IH(AEG)
照明器具/松下電工、ヤマギワ、インゴマウラー
仕上材
外壁/ジョリパッド, 杉羽目板+ベイスギルーバー
屋根/ガルバリウム鋼板
内壁/中霧島壁、サワラ羽目板、ベイヒバ丸太
床/無垢フローリング(チーク、杉厚板)、琉球畳
天井/中霧島壁、LVL